【3分でわかる!要約&感想】「文章術のベストセラー100冊のポイントを一冊にまとめてみた」から学ぶ、誰でも型通りの方法を実践するだけで、わかりやすくて魅力的な文章を書く方法②

Smiling woman with documents and pen

こんにちは、佐藤ハリーです。前回に引き続き、藤𠮷豊・小川真理子著「『文章術のベストセラー100冊』のポイントを一冊にまとめてみた」の紹介と解説です。

 

筆者2名が文章術に関する名著100冊を読み込み、文章のプロが持つ普遍的で共通するノウハウを洗い出した本で、掲載されていた本の冊数に応じてノウハウをランキング化したという、様々な文章術がエキスが凝縮された本です。

 

この本を信じてノウハウに従って実践すれば、文章を簡単にスムーズに書けるようになります。

 

文章は「センス」だと思っている方がいたら、それは間違いと言ってもいいと思います。あるレベルまでは「テクニック」です。そこから先はそれぞれの個性、才能になりますが、ほとんどの方はそこまでの能力は必要とされていないのではないでしょうか。

 

本書では、ベスト40のテクニックについて解説されています。

 

100冊の本のエッセンスが40個にまとまっている非常にお得な本なのですが、それでも「40個もいちいち気にしてられない!」というあなた!(私もです…)

 

私のブログではこれをさらに絞りに絞って、20個のテクニックをご紹介します。

 

今回はテクニック⑧~⑬まで紹介していきます。

テクニック⑧ 

思いつきはメモ、思考はノートに書いていく

これに異論がある人はいないと思います。人間は放っておくとすぐ忘れてしまいます。いつでもどこでもメモを取れるように準備しておく必要があります。他の書籍でも書いていた人がいましたが私の場合は洗面やお風呂でアイデアが浮かぶことが多いです。

そして、ある程度メモがたまったら、グループ分けや順番を決めて文章にしていくのです。

メモに関しては前田裕二さんの本がとにかくおすすめですので、ぜひチェックしてみてください!

テクニック⑨ 

主語と述語はワンセット

これも当たり前と言えばその通りですが、意外とおろそかになりがちです。特に主語と述語を近づけること。また、同じ主語が続くとき以外は主語を装略すると文章がわかりにくくなります。

また、同様に修飾語と修飾される言葉もなるべく近づけたほうが表現が明確になります。

Writing an essay

テクニック⑩ 

語彙力をつけろ、辞書を引け

正確に、豊かに表現するためには適格な言葉を選ぶ必要があります。同音異義語(例えば意思と意志、賞賛と賞賛など)で迷った時、辞書を引くと答えがわかります。

また、類語辞典を使う方法もおすすめです。同じ言葉が繰り返されることを避けたいときや、似た意味でももっと違う表現を探したいときに役立ちます。私自身、原稿を書く仕事をしていた時に、類語辞典をよく利用していました。

Vintage book and magnifying glass on wooden desk

テクニック⑪

段落はこまめに変える

これに関しては、昔と今と少し基準が変わってきている印象があります。通常は、内容や呼吸の切れ目、5~6行文章が続いたら改行を入れる、というのが基本です。

ですが、本書にも書かれていますが、ブログやSNSでは2~3行で改行する、とあります。

これは皆さんも経験があるのではないでしょうか。スマホ画面に文字がぎっしりしていると読む気も失せるような息苦しさがあると思います。

文章が読まれるでデバイスや媒体の大きさによって改行の基準は変わってくると思いますので注意が必要です。

テクニック⑫ 

とくかく書く、たくさん書く

これは「テクニック」と呼べるのか怪しいのですが…書き続けないと書けなくなり、「上達したい」と思って書き続けないとうまくなりません。

書く機会を増やす方法としておすすめは「日記をつける」こと。前述の「メモを取る」ことをかねて、一日の終わりに日記を書くにはいかがでしょうか?

私は一日の終わりに少しでもブログを書くようにしています。

テクニック⑬

読み手を強く意識する

自分以外の人が読む文書を書く場合、誰がその文書を読むのかを考えると文章の方向性が決まるので書きやすくなります。

以前のブログで「中学生に向けて書くつもりで」というテクニックがありました。おそらく子供でもなく、大人でもなく、その中間が中学生、という理由ではないかと思います。

特定のターゲット層がある場合は、身近な人を具体的に思い浮かべて、その人に伝えることを想定して書くことで、どのように書けば伝わりやすいか、リアルにわかってくると思います。

注意しなければならないのは、そのほかの人にも伝わりやすい表現か、ということです。推敲する際に客観的にチェックする必要があります。

佐藤ハリー

会社勤めの傍ら、経済的自由と理想の働き方を求めて模索中。2021年1月から始めたこのサイトは、ビジネスに役立ちそうな本の要約と私の感想、おすすめ度などを紹介していきます。サイト構築、WEBマーケディングを勉強しながら作成していますので、不備等たくさんあると思います。ご了承ください。アドバイス大募集です!笑