■リーダーシップを身につけるための選択は2つのみ。いますぐ経験を積むか、経験を積める環境に移るか。
リーダーリップを身につけるための方法は2つしかありません。
①自分のリーダーシップでその環境を好ましいものへと変化させること
これは、キャリア戦略上、自分の特徴を強みとして発揮できる環境にいることが前提条件です。
②その環境から別の環境へ移動すること
自分の強みが生かせない環境にいるのであれば、熟慮したうえで新たな環境を選択するべきです。その際、自分に合ったレベルの組織を選ぶことが大切です。必要なのはリーダーシップ経験であり、「会社の看板」や「待遇」「安定」「世間体」などのフィクションに囚われて、目的に対して正しい意思決定ができないことが多いようです。自分が周囲からそれなりに頼りにされる環境に気を置くことがリーダーシップ経験を養うためには重要です。
■仲間との人間関係の作り方
人間関係を作るには、相手をすべてわかったうえで凸凹の全てを認めらるかどうか。そのうえで「強み」を尊重できるかどうかにかかっています。
その人の現在のスキルでなくもっと根源的に、何をすことが好きなのか、何に興味があるのかをひたすらよく考える。それが見えてきたら、相手が何の仕事に向いているのかを考えることが必要です。
受動的なモチベーションで動かされる人は主体性をもって動ける人には絶対に勝てません。
教育システムと組織構造によって、日本社会は受動的な人で溢れています。モチベーションに主体性がありません。モチベーションを自分の中から生み出せる存在になること、周囲の人が主体性を持って動ける人に導けることができれば、それは超絶希少なリーダーシップスキルになります。